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浅井 雅人; 阪間 稔; 塚田 和明; 市川 進一; 羽場 宏光; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 後藤 真一; 小島 康明*; 大浦 泰嗣*; et al.
Journal of Nuclear Science and Technology, 39(Suppl.2), p.474 - 477, 2002/08
中性子欠損領域に位置する短寿命アメリシウム及びキュリウム同位体をタンデム加速器を用いて合成し、イオン化・同位体分離することでそれらのEC崩壊及び微弱な崩壊を観測した。AmのEC崩壊に伴う線の観測から崩壊図式を作成し、親核及び娘核における陽子中性子の配位を決定した。Amで観測された崩壊は軌道間の主遷移であることがわかった。これらのデータからこの領域の原子核の核構造,変形度,原子質量などを明らかにした。
浅井 雅人; 阪間 稔*; 塚田 和明; 市川 進一; 羽場 宏光; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 後藤 真一*; 秋山 和彦; 豊嶋 厚史; et al.
Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences, 3(1), p.187 - 190, 2002/06
オンライン同位体分離装置を用いて質量分離した中性子欠損アメリシウム,キュリウム,バークリウムのEC及び崩壊について調べた。Amの崩壊図式を作成し、親核及び娘核における陽子中性子の配位を決定した。Amで観測された崩壊は軌道間の主遷移であることがわかった。Cmの値を決定した。これらの情報からこれらの原子核の核構造,変形度,原子質量を議論した。
光岡 真一; 池添 博; 生田 智彦*; 濱田 真悟; 永目 諭一郎; 塚田 和明; 西中 一朗; 大槻 勤*
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 239(1), p.155 - 157, 1999/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Analytical)原研タンデムブースター加速器用実験装置として建設した反跳型生成核分離装置の性能試験結果と、この装置を使って合成に成功した新アイソトープTh,Paの実験結果について報告する。ThはW+Sの核融合反応より、PaはW+Cl反応により合成することができた。
光岡 真一; 池添 博; 生田 智彦*; 永目 諭一郎; 塚田 和明; 西中 一朗; 大浦 泰嗣*
Physical Review C, 55(3), p.1555 - 1558, 1997/03
被引用回数:28 パーセンタイル:80.18(Physics, Nuclear)原研タンデム加速器からの重イオンビームClをWターゲットに照射し、W(Cl,5n)Pa反応により、新同位元素Paを合成した。融合核は、反跳核分離装置によって分析され、既知の娘核や孫核への崩壊と照合することによって同定される。今回観測されたのは、Biにいたるまでの4つの連続した粒子の放出による崩壊であり、合計3個のPaの合成を確認した。半減期は5.1ミリ秒、崩壊のエネルギーは8.270(30)MeV、生成断面積は約0.5nbと決定された。s波の崩壊と仮定した場合の崩壊巾は近傍の奇奇核の系統性にほぼ一致した。
池添 博; 生田 智彦*; 濱田 真悟; 永目 諭一郎; 西中 一朗; 塚田 和明; 大浦 泰嗣*
Physical Review C, 54(4), p.2043 - 2046, 1996/10
被引用回数:21 パーセンタイル:73.01(Physics, Nuclear)タンデム加速器からの重イオンビームSをWターゲットに照射し、生成核を反跳型生成核分離装置で分析することによってW(S,5n)Th反応によって合成された新アイソトープThを検出した。Thの半減期は3.8+6.9-1.5ミリ秒、崩壊のエネルギーは8.080(50)MeVであった。Thから連続して4個の粒子の放出が確認され、娘核や孫核などの既知の崩壊と照合することによって、Thを2個合成したことが確認された。なお生成断面積は約1ナノバーンであった。
関根 俊明
第4版実験化学講座,14; 核・放射線, p.83 - 111, 1992/00
核の崩壊に関する分光学的実験を行うに当って必要となる原子核に関する理論、並びに実験法を次のような項目について解説した。1.同位体の存在範囲と原子核構造の概観、a.殻模型、b.対相互作用、c.四重極相互作用と核変形、d.統一模型、e.Nilsson模型:変形殻模型、f.相互作用するボソン模型、2.核分光実験と崩壊図の作成、a.核分光の測定項目、b.測定試料と検出器系、c.データ収集、d.崩壊図の作成、3.崩壊と選択則、a.崩壊・陽子崩壊、b.崩壊と荷電スピン、Wignerの超多重項、c.遷移と内部転換、-角度相関